Zoom(リモート会議)

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Zoomとは何か?

ZoomはPCやスマートフォンなどさまざまなデバイスから誰でも簡単にビデオ通話ができるWeb会議ツールです。

Zoomの提供サービス

Zoomはビデオ通話をするツール、というだけではなくさまざまな機能が搭載されています。大きく分けると次の3つの機能が利用できます。

  1. Zoomミーティング
    • Zoomミーティングとは、オンライン上でビデオ通話ができる機能で、一般的にいわれる「オンライン会議」「Web会議」「ビデオ会議」のことです。
      HDビデオで高画質、音声出力も高音質で、スムーズにオンラインで会議を行うことができ、PCやスマートフォン、タブレットなどに搭載されているカメラ・マイクで問題なく使用できます。

      これが、通常使用される一般的な「Zoom」です。

  2. Zoomウェビナー
    • Zoomビデオウェビナーとは、研修やセミナー、勉強会などをオンラインで実施できる機能です。
      通常のミーティング形式ではなく、主催者や登壇者のみが表示され、参加者の声や顔は写ったり聞こえないようになっています。Zoomビデオウェビナーを利用すれば、オフラインでのセミナーを行う形でイベントが行えます。

      主催者や登壇者は、相互に映像や音声でやり取りができ、100人まで設定できます。その様子を最大10,000人まで参加者が見ることができ、大規模なセミナーを開催することも可能です。
      ウェビナー機能には、チャットやQ&A機能もあり、主催者や登壇者に参加者から質問やリアクションを送ることもできるので、セミナーの質疑応答として活用すれば、会場でのセミナーと遜色ありません。
      また、セミナーの様子をYoutubeLiveやFacebookLiveにストリーミング配信できます。

  3. Zoomエデュケーションプラン
    • Zoomエデュケーションプランとは、教育向けZoomで、授業をオンラインで行うことができる「共同クラスルーム向けビデオ通信」です。
      新型コロナウイルスの影響でオンライン授業が余儀なくされる中で、既存のリソースやハードウェアで従来のクラスルームをビデオ通信で拡張できます。
      ブレイクアウトルームを使用すれば、小グループに分かれてディスカッションもできます。アンケート機能は理解度を確認することにも有効です。また、授業の内容をビデオコンテンツとして生成し、学生が自分のペースで学習したり復習したりすることに使えます。
  4. Zoom Rooms
    • Zoom Roomsとは、会議室などに設置する常設(据え置き)型のWeb会議システで、いわゆる「TV会議システム」です。
      Zoomミーティングは基本的に「個人と個人」をつないで行われるのに対し、Zoom Roomsは「会議室と会議室」あるいは「会議室と個人」をつないでWeb会議を行います。
      Zoom RoomsはZoomミーティングとは違いモニターやカメラ、マイクといった専用の機材を用意し、基本的に社内の会議室などに常設して利用します。ZoomミーティングがどこでもWeb会議を行えるのに対し、Zoom Roomsは会議室などに専用ハードを据え置いて行う(会議の場所が固定されている)という点が両者の最も大きな違いです。

Zoom無料版で使える主な機能

Zoomには無料プランを含めた4つのプランが用意されており、想定される同時接続の人数や1回の利用時間によって、適切なプランを選ぶ必要があります。
ここではZoomの無料版でどのようなことができるのか代表的な機能を具体的にご紹介します。

1対1のミーティングは時間無制限、3人以上は最大40分まで

1対1の個人間のミーティングであれば、無料プランでも「時間無制限」で行うことができます。ただし、3人以上が参加するミーティングの場合は、1回につき最大40分までの利用制限があります。

画面共有

自分のPCやタブレット・スマホの画面を、ミーティングの参加者に共有できます。パワーポイントの資料やグラフ・Webサイトなどを参加者全員で見ながらミーティングが進められるので、イメージを共有する時に役立ちます。
画面共有の方法は、Web会議中の画面下部にある「画面の共有」をクリックします。

次に共有する画面を選択し、画面右下にある「共有」ボタンをクリックします。共有する画面を選択する際、自身が開いているタブやデスクトップ上の画面が表示されます。

ホワイトボード

ホワイトボードは、真っ白の画面に図や線・テキストを描くことができる機能です。ホワイトボードも、ミーティングの参加者全員で共有ができ、複数人で書き込むことも可能です。
オンラインだと中々やりづらいブレストやアイデア出しも、ホワイトボード機能を活用すれば円滑に行うことができます。
ホワイトボードを使う場合は、画面共有同様に画面下部にある「画面の共有」をクリックします。共有する画面を選択する際「ホワイトボード」を選び共有をクリックします。

直接マウスで線を書いたりテキストを挿入したりできる画面になります。会議室のホワイトボードに書いているかのように、オンラインでも会議できます。

ホワイトボードで共有した内容は、参加者全員が閲覧・保存することができます。

アクティブスピーカーの表示

アクティブスピーカーとは、3人以上の参加者がいる場合、Zoomが話している人を判別し、メインの画面に大きく表示する機能です。話者以外の参加者は、画面上部に小さく表示されます。
アクティブスピーカーは、デフォルトの設定で適応されていますが、不要の場合は無効にすることも可能です。

バーチャル背景

指定した画像やビデオをミーティング中の背景として使用することができます。急なミーティングで自宅を片付ける暇がない時や、プライバシーを守りたい時に便利な機能です。
最近では人気のアニメや漫画・映画などをモチーフとしたZoom用の背景もあり、チーム内のミーティングなどフランクな場では、会議を盛り上げるために使われることもあります。
バーチャル背景の設定方法は、事前に設定しておく方法とミーティング中に設定する2パターンがあります。

まずは事前に設定しておく方法をご紹介します。アプリを起動し、サインインをします。次に画面の右上にある設定のアイコンをクリックします。

設定画面が表示されるので、左のメニューにある「背景とフィルター」をクリックします。

画面右側で背景を設定できるようになります。画面中央部に表示されている背景を選択すると画面上部の背景が変わります。

Zoomにはもともと用意されている背景もありますが、自分が好きな背景を追加することもできます。画像を追加するには、下の画像の赤枠内にある「+」アイコンをクリックします。

クリックすると画像を選択できるので、バーチャル背景にしたい画像を選択します。選択すると設定画面に選択した画像が追加されます。そのまま設定画面を閉じると、背景が設定されます。

続いてWeb会議をしている際のバーチャル背景の設定方法をご紹介します。Web会議画面の左下にあるビデオボタンの横に「^」アイコンがあるのでこちらをクリックします。

クリックすると、いくつかメニューが表示されるので「バーチャル背景を選択」をクリックします。

バーチャル背景の設定画面が表示されるので、先ほどと同じ手順で背景を設定します。設定画面を閉じるとバーチャル背景が適用されています。

ブレイクアウトルーム

ブレイクアウトルームとは、ミーティングの参加者をグループ分けして、別々のルームでミーティングができる機能です。例えば、グループワークをしたい時に、10人参加者を3〜4つのグループに分けて話し合うことができます。

テキストチャット

Zoomミーティングの最中に、参加者同士でテキストでチャットを送り合うことができます。グループ全体にメッセージを送ることも可能ですし、特定の参加者のみにプライベートメッセージを送ることもできます。

チャットを開始するには、Web会議を行っている画面の下部にある「チャット」をクリックします。

「チャット」をクリックすると、チャットのウィンドウが開くので、そこから入力します。

チャットのウィンドウを開いた直後は、宛先が参加者全員である「皆様」になっています。宛先はメッセージを入力するボックスのすぐ上にあります。

特定の人だけにメッセージを送りたい場合は、宛先の青色のボタンをクリックし、メッセージを送信したい相手を選択します。

Zoomビデオウェビナーの際にも、ホスト(主催者)とパネリスト(登壇者)にのみ見えるようにチャットを送信できます。また、チャットとは異なる「Q&A機能」もあり、イベントやセミナーの質疑応答も可能です。

ただしこれらの機能はミーティング開催中しか利用できずZoom内で事前にメッセージのやりとりができません。そのため、会議で必要となる資料や会議の詳細の共有などは別のツールを利用し事前のすり合わせをするなどの工夫が必要です。

レコーディング

ミーティング中の映像や音声をレコーディングする機能も、無料で利用できます。ミーティングの内容を記録できるので、議事録の作成や後から振り返りたい時に役立ちます。

なお、ZoomにはデータをPCに直接保存する「ローカル保存」と、Zoomのサーバー上に保存する「クラウド保存」がありますが、無料プランで利用できるのはローカル保存のみになります。

レコーディングはミーティング中の画面下部にある「レコーディング」をクリックします。

録画中は画面左上と、画面下部に下の画像の表示になります。